本展は、丸紅が所蔵する400点以上の染織品コレクションの中から、能装束に焦点を当て紹介するものです。

室町時代に世阿弥によって大成された能楽は、桃山時代に戦国武将を中心に愛好され、江戸時代には武家の式楽(※)として大名らによって嗜まれた長い歴史を持つ日本の伝統芸能です。丸紅の前身である丸紅商店時代に発足した「染織名品研究會(名品會)」では、大正時代末期から昭和時代初期にかけ、呉服制作の研究資料として染織作品の蒐集を行っていました。その中で、名品會は日本の染織技術の粋が集められた衣装として能装束に注目し、大名家伝来品を含む江戸時代から明治時代の能装束を蒐集して、古来の技術や意匠の探究・創作を行いました。

本展では、名品會により蒐集された江戸時代から明治時代の能装束と装身具、国立能楽堂所蔵の能面を展示し、能装束に秘められた格調高い日本の美意識を紹介します。

(※)公的な儀式で演じられる芸能。

会期:2024年09月25日(水)~2024年10月26日(土)

※会期や入場条件等が変更になる可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認下さい。

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丸紅ギャラリー

住所 〒100-8088
東京都千代田区大手町一丁目4番2号 丸紅ビル3階
入場料一般:500円
※現金利用不可。交通系IC、クレジットカード、QRコード決済などキャッシュレス決済をご利用ください。
※高校生以下、障がい者とその介助者1名は無料
※着物・浴衣など、和装でのご来館の方は無料
※入館料は全額、社会福祉法人丸紅基金に寄付されます。
開館時間10時~17時(入館は閉館の30分前まで)
※現在、予約してのご入館は受け付けておりませんのでご了承ください。
休日 日曜日、祝日、年末年始、展示替え期間
公式サイト https://www.marubeni.com/gallery/