浜染工房は、諏訪の紺屋「紫屋」で修業した浜茂人が、旧城下町・松本市で明治44年に開業した紺屋です。初代茂人は、草木染の命名者・山崎斌(やまざきあきら)が昭和4年に松本市に開設した信濃工芸指導所においても染色主任として指導にあたり、太平洋戦争後は二代岸治とともに藍染、草木染の再興に尽力しました。その後、もっとも困難な技法のひとつである藍染の型染を生業として専業し、現在、三代完治が営む浜染工房は、日本でも数少ない伝統的な加温醗酵建を続けている長野県唯一の紺屋で、型染を中心とした高い技術によって作品を作り続けています。

複雑な文様を繊細な色相で染め上げ、寒冷地ならではの冴えた白地に映える藍色の美しさは100年を超える歴史を有する蓄積と洗練によって生み出されたものです。

本展では、浜染工房の歴史を物語る資料や藍染作品を展示し、藍染の奥深い染色技術を紹介します。

会期:2025年10月24日(金)~2025年12月14日(日)

※会期や入場条件等が変更になる可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認下さい。

入場料一般200円(160円)、大高生150円(120円)

( )内は20名以上の団体割引料金
身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方および、その付き添いの方1名、65歳以上の方、中学生以下の児童生徒は無料になります。
群馬県民の日の10月28日(火曜日)は無料です。
休日 2025年10月27日(月曜日)、11月4日(火曜日)・10日(月曜日)・17日(月曜日)・25日(火曜日)、12月1日(月曜日)・8日(月曜日)
詳細情報 展示の詳細情報を確認する

高崎市染料植物園 染色工芸館

住所 〒370-0865
群馬県高崎市寺尾町2302-11
開館時間9時~16時30分(入館は閉館30分前まで)
休日 月曜日・祝日の翌日(月曜日が祝日の場合は開園し、翌平日休園)・年末年始
公式サイト https://www.city.takasaki.gunma.jp/site/senryou/