この度は、サンリツ服部美術館の所蔵品のなかから、陶磁器、漆工、染織品といった工芸品に施された文様をご紹介いたします。

食器・衣服・装飾品・建物など、私たちの身の回りのものには様々な文様が表されています。文様は古くから人々とともにあり、幾何学文や動物文、植物文、人物文など、多種多様な意匠の文様がつくられてきました。その土地の風土や習慣、時代の流行を反映した個性豊かな文様には、当時の人々の願いや美意識が込められています。

良縁を意味する七宝繋文が透かし彫りされた虫籠や、和歌や古典文学に多く登場する武蔵野の風景を象徴するモチーフが描かれた鉢、桃山時代から江戸時代初期に流行した菊桐文様が施された棗などの工芸品を通じて、文様の美や歴史に触れる機会となりましたら幸いです。

会期:2025年03月04日(火)~2025年05月11日(日)

※会期や入場条件等が変更になる可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認下さい。

休日 祝日を除く月曜日
詳細情報 展示の詳細情報を確認する

サンリツ服部美術館

住所 〒392-0027
長野県諏訪市湖岸通り2-1-1
入場料大人    1100円 (1000円)
小中学生  400円 (350円)

※( )内 団体(20名以上)
*特別展開催期間中は別途となります。展覧会情報をご確認ください。
*クレジットカード及び、電子マネーはご利用いただけません。
開館時間9時30分~16時30分
休日 祝日を除く月曜日、年末年始、展示替え期間、館内整理期間
*展示により異なる場合がございます。
*状況により、事前の予告なく変更する場合がございます。
公式サイト https://sunritz-hattori-museum.or.jp/