みんぱくから金沢へ!
手仕事が生み出した“かわいい”が大集合
さまざまな気候や風土、社会や文化のなかで育まれた世界の民族衣装、その魅力は、鮮やかな色彩、地域独特の文様、形や着方の多様さにあります。また、そこには織りや染め、刺繍、レースなどの多岐にわたる手仕事をみることができます。わたしたちの生活を彩ってきた衣装は、その土地に生きる人びとの知恵や創意工夫、技術によって伝えられ、現在まで受け継がれています。
衣装は単に身体を覆うものではありません。装いとは、わたしたちの最も身近にあり、人間にとって普遍的な行為です。同時に、さまざまな環境、文化的背景、社会との関わり、そして人間の創造力が組み合わさって多様に展開するものでもあります。
本展では、国立民族学博物館の所蔵品の中から、「かわいい」をキーワードに選んだ1920年代から現在までの衣装や装身具約120点を紹介します。それらを身につける人びとに思いを馳せることは、世界の多様な生活や文化を知ることであり、私たちの装いについても問い直す好機となることでしょう。
地域展示 石川の“かわいい”子どもの衣装
金沢・真成寺の鬼子母神に奉納された「百徳(ひゃくとく)」などの着物と、加賀能登の祭礼に関わる衣装を紹介


