この展覧会は鹿児島市在住で、テキスタイル・革作家である田尻環氏の作品をご紹介するものです。
『暮らしにアート』をモットーに、布に描く染色技法「ろうけつ染め」で絵画、Tシャツ、バッグ、タペストリーなど身近なアイテムとして個性豊かに表現し、革を使ったオブジェ、バッグ、靴なども展示します
「ろうけつ染め」とは、ロウを防染剤として使用する染色技法のひとつ。溶かしたロウで布に模様を描き、描いた部分を染まらないようにします。奈良の正倉院にも作品が残されている、歴史のある技法です。
本展では、カラフルなテキスタイルや革作品に囲まれた、夏らしい空間で暮らしの中のアートをお楽しみ下さい。
田尻 環
テキスタイル・革作家 。
鹿児島市在住。鹿児島純心女子短期大学造形芸術コース卒業後、
県内企業に就職。退職後母校に戻り、テキスタイル、染色、革、陶芸、彫金、刺繍等を学ぶ。
これまで鹿児島にて個展2回開催。NY、パリ、フィレンツェ、ローマ、カンヌ等海外でも展示。
・2021年「南日本女流美術展」女流賞(最高賞)受賞
・2023年「MBC桜島美術展」特選受賞
・鹿児島市を拠点に活動中。