昭和を彩った銘仙着物・約65点のコレクションを日英2言語で。
昭和初期から中期にかけて人々を魅了した銘仙着物。大胆な色彩や幾何学模様、花鳥風月をモダンに表現した意匠には、アール・デコ、バウハウス、キュビズムなど、20世紀前半のモダンアートと響き合うデザインが数多く見られます。
本書『銘仙―着物革命』では、国内外の着物愛好家との交流も深いアンティーク・ヴィンテージ・テキスタイルコレクター・渡辺 晴子氏が約20年にわたり蒐集してきた銘仙コレクションから約65点を一冊の本としてまとめたビジュアルブックです。今見ても新鮮な驚きを感じさせる銘仙の豊かな色彩とデザインを、著名なモダンアートとの比較なども交えながら、わかりやすく紹介しています。
日本語と英語を併記した日英ハイブリッド仕様で、海外の方に日本の着物を紹介する贈り物にもよさそうです。
今後、Amazonでの販売も予定されています。
著者からのメッセージ
若い頃よりアートに関心があり、特に20世紀前半に起こったモダンアート運動、アールデコ、バウハウス、抽象絵画、幾何学的構成などに魅かれました。
2005年頃より、昭和初期の銘仙の優れた色彩とデザインに大いに興味を持ち、蒐集を始めました。中でも20世紀初頭に西欧社会に起こったモダンアート運動のエッセンスを、銘仙という日常の着物のデザインに秀逸に表現した無名のデザイナーたちに関心が及びました。
また20世紀前半の大きな戦争を挟んだ時代にヨーロッパの当時の美術を学びに渡り、帰国後は学んだ事を日本に伝えた留学生にも尊敬と興味を持っています。
一般的に着物の中では、安価な日常着として見られがちな銘仙の魅力を伝えたい、とこの本の出版に至りました。
渡辺晴子(わたなべ はるこ)
1947年5月 横浜に生まれる
1970年3月 上智大学文学部社会学科卒業
2005年頃より主に日本の古布、銘仙、民芸の手工芸の収集と販売を手掛ける
2014年2月 パリのポート ド ヴェルサイユで開催された「針の祭典」にて20点のモダンデザイン銘仙を展示する
2014年9月 カナダのNASCAD University にある Anna Leonowence Gallery にて約50点のモダンデザイン銘仙を展示する



