繊維と人と
祈りのかたち

繊維でつくられたものに
人々は願いを込める。
何故このような文化が生まれ
受け継がれているのか?
古人と同じように
繊維と関わることで
見えてくるものがある。

注連縄

歳神を向かえるかたち。元来、結界としてこちら側とあちら側を仕切る縄のことを注連縄というが、願いを具体的に表すようになり多種のかたちが伝承されてきた。注連縄を制作していると書道に近いと感じる。トメ、ハネ、ハライの美しさの探求である。

御幣

守り祓うかたち。文献に残されたかたちを再現する行為は、フォントを作成する行為に似ている。ここをもう少し細く、ここはもう少し太くと調整することで印象が変わる。文字が四角の中に納まるように、様々な姿はどれも一枚の紙からなる。

四十八茶百鼠

沢山の茶色とグレーで日常を彩ったことを伝える言葉。繊細な色の違いを体感したいと思い、暮らしの中の百鼠をテーマに植物から色を集めた。日本文化の要に「結ぶ」というものがある。結ぶことで人を支える帯を織る。

素材天然繊維(大麻・い草・藁(みとらず)・絹・和紙・竹)

技法伝統技法

辛島 綾

多摩美術大学美術学部デザイン科染織デザイン専攻卒業
手織機メーカー・企業デザイナー ・中学美術教諭を経てフリーランスで制作活動を始める。

人と繊維の関係を考察し、 先人の知恵を現代に生かす研究や制作を行う。多摩美術大学美術学部生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻准教授

会期:2021年11月01日(月)~2021年11月03日(水)

※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、会期や入場条件等が変更になる可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認下さい。

開催時間11月1日(月) 17時~20時/11月2日(火)11時 〜20時 /11月3日(水・祝)11時~18時
詳細情報 展示の詳細情報を確認する

LIGHT BOX GALLERY AOYAMA

住所 〒107-0062
東京港区南青山5丁目15-9
公式サイト https://lightboxstudio.net/gallery-aoyama/