伝統的な「本建て正藍染」を受け継ぐ技術者たちが、全国より集い、心を込めて染め上げた逸品を披露します。第5回目のテーマは「環(めぐ)る藍」。江戸時代、庶民にも身近になった藍染の衣は着古してもそのまま捨ててしまうものではなく、裂織や刺子を施すことで再利用されていました。また、本建て正藍染で使い終えた染め液は、マンゴーなどの育成に効果があります。藍甕の底に残った残渣は、焼物の釉薬としても使われてきました。最近注目されるようになったサーキュラーエコノミーという営為が、藍に関しては当時から当たり前のように行なわれていたのです。

今回、大川公一の下で本建て正藍染を学んだ15名が、それぞれの作品を出展します。共通する正藍染ながら、素材や技法の違いにより、作家それぞれの個性が発揮され、さまざまな作品に出会うことができます。ぜひともお越しください。

また、会場では正藍染によるアップサイクル(=染め直し)についても対応いたします。初日11/1の19:30からオンライントークイベントも開催します。

素材コットン、リネン、シルク、ウール、石鹸、その他

技法本建て正藍染

作品販売あり

正藍染研究所

日本古来の蒅と木灰汁のみで建てて染める「本建て正藍染」を根付かせる活動や、藍にまつわる研究を行なう有志団体

会期:2025年11月01日(土)~2025年11月03日(月)

※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、会期や入場条件等が変更になる可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認下さい。

開催時間11時~19時(最終日は16時まで)
休日など なし
後援者なし
詳細情報 展示の詳細情報を確認する

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ハコプラス(ハコギャラリー2F)

住所 〒151-0066
東京都渋谷区西原3-1-4
公式サイト http://hakogallery.jp/