身にまとうことで、その美しさがより際立つIKTTのシルク。自然染色による深みのある色合いと、手引きの生糸を手織りした布の風合いを感じてください。また、14時からはIKTTブランドディレクターを務める岩本みどりが「伝統の森からの報告」と題して、動き出した藍染プロジェクト、若手育成のための職人インターンシップ、伝統の森再生計画2025の進捗状況などについてお話する予定です(無料・予約不要)。
2025-10-17

身にまとうことで、その美しさがより際立つIKTTのシルク。自然染色による深みのある色合いと、手引きの生糸を手織りした布の風合いを感じてください。また、14時からはIKTTブランドディレクターを務める岩本みどりが「伝統の森からの報告」と題して、動き出した藍染プロジェクト、若手育成のための職人インターンシップ、伝統の森再生計画2025の進捗状況などについてお話する予定です(無料・予約不要)。
素材シルク
技法自然染色、絣、手織り、手引き
作品販売あり
IKTTは、故・森本喜久男によって1996年にカンボジアで設立された現地NGOです。内戦とその後の混乱のなかで失われかけていた絹織物の再興に始まったその活動は、ケミカルな素材を一切使わず、手引きの生糸と自然染料だけを使用し、カンボジアの伝統的な技法を継承しつつ、クメールシルクの新たな創造を目指して現在まで続いています。その布の精緻な出来栄えは、カンボジアのシハモニ国王から「この布にはカンボジアの心がこもっている」とのお言葉を賜るまでになりました。森本の遺志を継ぎ、カンボジアの心を絣布に込めるべく、多くの制作スタッフが染め織りの技術のさらなる精進に務めています。また、その素材となる生糸の増産に向けての桑畑の整備、そして染め材として使われるラック、プロフー、ライチ、ベニノキ、インディゴなどの育成にも改めて取り組んでいます。
※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、会期や入場条件等が変更になる可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認下さい。
| 開催時間 | 12時~16時 |
| 休日など | なし |
| 後援者 | なし |
| 詳細情報 | 展示の詳細情報を確認する |
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