岡山県指定の郷土伝統的工芸品、烏城紬は、二代目三宅小三郎が考案した独自の糸紡ぎ機を使用し、撚りをかけずに絡み糸を加えながら紡ぐことで、保温性が高く、しなやかで光沢のある美しい絹織物です。
今回、3年に1度の烏城紬作品展を岡山後楽園で開催いたします。四代目織元須本雅子の作品に加え、烏城紬保存会会員の作品も多数展示いたします。保存会員の中には、岡山県美術展覧会で入選した者もおり、見応えのある展示となっています。また、烏城紬の歴史を紹介する動画やパネル展示、ワークショップ等も行います。
国の特別名勝後楽園の美しい景色と共に、烏城紬の魅力をぜひご堪能ください。