岡山県指定の郷土伝統的工芸品、烏城紬は、二代目三宅小三郎が考案した独自の糸紡ぎ機を使用し、撚りをかけずに絡み糸を加えながら紡ぐことで、保温性が高く、しなやかで光沢のある美しい絹織物です。

今回、3年に1度の烏城紬作品展を岡山後楽園で開催いたします。四代目織元須本雅子の作品に加え、烏城紬保存会会員の作品も多数展示いたします。保存会員の中には、岡山県美術展覧会で入選した者もおり、見応えのある展示となっています。また、烏城紬の歴史を紹介する動画やパネル展示、ワークショップ等も行います。

国の特別名勝後楽園の美しい景色と共に、烏城紬の魅力をぜひご堪能ください。

素材

技法平織

作品販売小物

烏城紬保存会

烏城紬保存会は、岡山県指定郷土伝統的工芸品である烏城紬の技術の継承と普及を目的とし「烏城紬を守る会」として発足しました(2015年名称変更)。会員は、織元と公民館での3年間の講座を修了し、会の目的に賛同する者で構成され、3年毎に作品展を開催(過去8回実施)しています。2020年、工房を併設した伝承館を現在の場所に移転し、織機や染め場を拡充し、製作や普及活動を行っています。

会期:2024年10月26日(土)~2024年10月29日(火)

※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、会期や入場条件等が変更になる可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認下さい。

開催時間10時~16時(最終日13時まで)
休日など 後楽園の閉園日は閉館いたします。
詳細情報 展示の詳細情報を確認する

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岡山後楽園 鶴鳴館

住所 〒703-8257
岡山県岡山市北区後楽園1−5
公式サイト https://okayama-korakuen.jp/index.html