不要なモノとして捨てられそうになった廃材・端材を、色や素材別に丁寧に分類・整理すると、ある時を境に「マテリアル=素材」としか見えなくなる瞬間がやってきます。そうすればしめたもの。それらをよく観察すると、新しい活かし方が思い浮かびます。不必要と思われたモノが、暮らしを豊かにする魅力的なモノに生まれ変わるのです。本展では、倉敷市玉島の古民家を改装して国内初のクリエイティブリユースの拠点IDEA R LABを開設し、活動を行っている大月ヒロ子氏の監修のもとに、クリエイティブリユースの活動の一端を紹介します。前期の展示では、素材に生まれ変わった廃材や端材とともに、それらを使って作られたプロダクトを展示し、後期の展示ではクリエイターの作品も紹介します。素材の面白さと美しさ、それを活かす人の創造力に触れ、心豊かな暮らしを実現するヒントになれば幸いです。


テキスタイル関連の作品紹介

Kakara Woolworks(カカラ ウールワークス)

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2021 年、素材:鉄、プラスチック、手紡ぎ糸、ラメ糸、残糸、端切れ、ネット、網戸の網、ジッパー、 USB ケーブル 、電気線、針金、羽根

IDEA R LABのマテリアルライブラリーで見つけた様々な糸状の素材を使用して、ランプシェードに織りつけたり、巻き付けたり、結んだり、絡ませたりしながら融合させた。見る方向、角度から、違う素材や違う光を感じることのできるファイバーアートのランプシェード。

宮田明日鹿(ミヤタ アスカ)氏

「手工 3D 印字机 ~馬毛篇 」
2016 年、素材: バイオリンの弓 など

昨今話題の3Dプリンターはあらゆる素材と時間が積層され 作りたいものが出来上がります。しかし機械といえど、出力するものによっては一晩かかることも。 では手動3Dプリンターなるものをしてみようと考えました。

Photo_Takeshi Hirabayashi

監修者

大月ヒロ子(オオツキ ヒロコ)氏
岡山県倉敷市(旧玉島市)生まれ。有限会社イデア代表取締役・ミュージアムエデュケーションプランナー。

会期:2021年03月10日(水)~2021年08月29日(日)

※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、会期や入場条件等が変更になる可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認下さい。
⇒ 来場時の注意事項を確認する

入場料無料
備考 前期:3月10日~6月13日、後期:6月16日~8月29日
詳細情報 展示の詳細情報を確認する

高島屋史料館TOKYO

住所 〒103-8265
東京都中央区日本橋2丁目4−1 日本橋高島屋S.C.本館4階・5階
開館時間11時~19時
休日 月・火曜日 / 展示替え期間 / 年末・年始
公式サイト https://www.takashimaya.co.jp/shiryokan/tokyo/

関連情報

糸紡ぎのテクニックとデザイン