いつも笑顔で福々しいエビスは、私たちにとって最も身近で親しみ深い神のひとつです。しかし、エビス信仰の起源や、各地で受容されていく過程には不明な点が多く、信仰の要素も多様で複雑です。現在エビスは、福神として漠然と認識される傾向にありますが、元来、漁業の神をはじめとして、商業の神、農業の神といった、生業と結びついた性格の強い神です。

国立歴史民俗博物館では、エビス信仰の中心のひとつである西宮神社の吉兆をはじめとして、漁師が着用した晴着の万祝(まいわい)や商家のエビス講を描いた錦絵、農家でまつられた恵比寿大黒像、エビスまわしの阿波人形など、エビス信仰の諸相を示す資料を多数収蔵しています。

本展示では、にぎやかで楽しいエビスの姿をとおして、エビス信仰の諸相を紹介します。

会期:2021年07月27日(火)~2022年01月10日(月)

※会期や入場条件等が変更になる可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認下さい。
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国立歴史民俗博物館

住所 〒285-8502
千葉県佐倉市城内町 117
入場料一般 600円
大学生 250円
高校生以下 無料

※入館料は消費税込みです。
※企画展示は別料金です。 (総合展示もあわせてご覧になれます。)
※高校生及び大学生の方は、学生証等を提示してください。
※専門学校生など高校生及び大学生に相当する生徒、学生も同様です。
※障がい者手帳等保持者は手帳等提示により、介助者と共に入館無料です。
※くらしの植物苑については公式サイトをご覧ください。
※博物館の半券の提示で、当日に限りくらしの植物苑にご入場できます。また、植物苑の半券の提示で、当日に限り博物館の入館料が割引になります。
開館時間3月〜9月 9:30〜17:00
10月〜2月 9:30〜16:30
※入館は閉館の30分前まで
※くらしの植物苑については公式サイトをご確認ください。
休日 毎週月曜日(ただし休館となる日が休日にあたる場合は開館し、翌日を休館日とします。)
年末年始(12月27日~1月4日)
※その他休館日あり。詳細は公式サイトをご確認ください。
公式サイト https://www.rekihaku.ac.jp