原村では古くから機織りが盛んに行われてきました。厳しい生活を生き抜くため、ぼろ布ひとつを大切にと生み出された裂織は「ぼろ機織り」の名称で親しまれ、今なおその技が大切に継承されています。地域を代表する文化のひとつであるこの裂織は、近年では全国的に隆盛を見せ、高い芸術性を持ったアート作品としても注目されるようになってきました。

2006年に開始した裂織公募展も、隔年開催を続けて今年で8回目を迎えます。入館者の投票によって決定する大賞と、芸術性・技術・伝統性など総合的多角的な視点で審査する審査員特別賞を設け、現代における裂織作品の価値と意義を評価しようとしています。今年も全国から集まった様々な裂織作品をご覧ください。

第2室では、織物の歴史の紹介、原村の織物と関わる人々のインタビュー、道具などの資料や織り作品などを展示し、織物の今昔の様子を、資料を通してご紹介します。

会期:2020年09月19日(土)~2020年12月06日(日)

※会期や入場条件等が変更になる可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認下さい。
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八ヶ岳美術館(原村歴史民俗資料館)

住所 〒391-0115
長野県諏訪郡原村17217-1611
入場料大人:510円 / 小人:250円
※割引料金
20人以上の団体/障害者手帳をお持ちの方はこちらの料金でお入りいただけます。
大人:460円 / 小人:200円
開館時間9時~17時(入館受付時間 16時30分まで)
休日 展示替え期間
9/14(月)~9/18(金)、
12/7(月)~12/11(金)、3/26(金)~4/2(金)
年末年始休業:(12/29~1/3)
公式サイト https://yatsubi.com/