日本神話に現れる幻の織物〈倭文(しづり)〉。その白さは光の象徴とされ、邪悪なものを祓い、身体を護る神聖な力を持っていた。

〈倭文〉の力の源はどこにあったのか。謎を解く鍵は、衣服の始源を担った「カジの木」が握る。中国南部を原産とするその木のルーツを遡り、台湾、インドネシアのスラウェシ島、南太平洋パプアニューギニアへ。さらに日本各地に倭文の痕跡を求めると、古代国家の重要な謎が明らかになっていく。現代の織物作家たちは〈倭文〉の創造的復元に挑む。

古代の日本人が衣服に込めた力を探る知的好奇心に溢れたドキュメンタリー。
映像民俗学を標榜する北村皆雄監督が5年の歳月をかけて完成。大駱駝艦を主宰する麿赤兒とアーティストのコムアイが謎めいた日本神話を再現する重要なシーンに登場。モデルの冨永愛が〈語り〉を務めた。作中の文字デザインとポスターヴィジュアルをグラフィックデザインの巨匠・杉浦康平と新保韻香が手がける。


映画『倭文(しづり)―旅するカジの木』
監督:北村皆雄
2024年製作/119分/日本
劇場公開日:2024年5月25日 配給:ヴィジュアルフォークロア 
■北村皆雄監督が〈衣服〉の始源を求めて遥か海上の道を遡り
台湾・インドネシア・パプアニューギニアへ

映画『倭文』公式サイト
https://shizuri-movie.com/