Kasuri Weaves, Keiko Kobayashi, Japan Publications, INC. 

内容紹介

イエメン
シリア
西陣の矢絣

世界中の織手は、どのように紋様を作ってきたのかは、「もようを織る」
で説明した。その織紋様を、糸染めで効率よく写したのが絣織である。
紋織と同じく、絣紋様の基本も■・▲・◇から始まる。▲から発展した矢絣は、世界各地で織られるが、絣糸の作り方は、それぞれの工夫があることを解説する。

エクアドルの矢絣を括る方法
ウズベキスタンの経総絣の括り準備

日本の絣は、琉球から越後に伝わった後、浮世絵に描かれた黒地に崩れ格子の絣に発展して、越後絣の中でも塩沢を中心に織られていたことを、文献から読み解く。

歌麿が描く藍錆の絣

テキスタイル分野にある籠・布そして絣の紋様の発展などは、グラフィックデザインの基本にもつながっているのである。

・p.293棟方志功の原画を写した倉吉の緯絵絣を、安来織と訂正致します。

著者小林桂子
発行年2017年
発行日貿出版社
価格4400円(税込)
ISBNコード4817082569
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