アイヌ工芸品展は、公益財団法人アイヌ民族文化財団が1997年からアイヌ文化の振興と研究の推進を目的に全国の美術館、博物館で開催している展覧会です。国内外の優れたアイヌコレクションを紹介するほか、「AINU ART −風のかたりべ」(2013年、北海道立近代美術館ほか)をはじめとして、現在活躍する作家の活動を取り上げてきました。

今年度は、アイヌ文様の特徴のひとつであるモレウ(渦巻き文様、カラフトではオシカリカリヘコンパ)をキーワードにして、現代のアイヌアートとともに、先人たちが遺した木彫品や衣服を概観し、多様性とデザイン性に富んだ造形力に注目します。古きものに新しさを発見すると同時に、現代の作品の中にも伝統が息づいていることがわかるでしょう。

本展では、小笠原小夜(イラストレーション)、貝澤幸司(木彫)、貝澤徹(木彫)、川村則子(布アート)、下倉洋之(金工)、関根真紀(デザイン)、西田香代子(刺繍)、藤戸康平(ミクストメディア)、藤戸幸夫(木彫)、結城幸司(版画、映像)の近作、新作約100点によりアイヌアートの今を見つめます。また国立アイヌ民族博物館、アイヌ民族文化財団などが所蔵する19世紀から20世紀のアイヌコレクションを展覧します。

トピック展示として、尾張徳川家第19代当主徳川義親と北海道八雲町のかかわりをご紹介します。

会期:2024年01月13日(土)~2024年03月10日(日)

※会期や入場条件等が変更になる可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認下さい。

入場料一般:1,000(800)円、高大生:600(400)円、小中生300(200)円、未就学児無料(要保護者同伴)

( )内は10名以上の団体、リピーター、アートギャラリー北海道相互割引料金。
※リピーター割引料金は、道立美術館・釧路芸術館で開催された特別展の半券をご提示いただいた場合の料金(有効期限は半券に記載)。
※アートギャラリー北海道相互割引は、当館で相互割引実施館の半券をご提示いただいた場合の料金。
※上記2つの割引については半券1枚につき、お一人様1回限り有効。
※身体障害者手帳や療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方(ミライロID利用可)及びその介護者(1名)などは無料。
無料になる方
未就学児(要保護者同伴)、身体障害者手帳や療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方(ミライロID利用可)及びその介護者(1名)など。受付で手帳等をご提示ください。
会場 展示室A
詳細情報 展示の詳細情報を確認する

北海道立近代美術館

住所 〒060-0001
北海道札幌市中央区北1条西17丁目
入場料■近美コレクションのみ
一般 510(420)円 高大生 250(170)円
※( )内は、10名以上の団体料金

■近美コレクションと三岸好太郎美術館共通券
一般 830(670)円 高大生 410(270)円
※( )内は、10名以上の団体料金

□観覧料の免除
65歳以上。中学生以下。
身体障害者手帳や療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方(ミライロID利用可)及びその介護者(1名)など。受付で手帳等をご提示ください。
高校生は毎週土曜日および学校の教育活動で利用する場合は無料。

■特別展観覧料
展覧会によって異なります。

※( )は、以下の料金です。
・団体料金:10名以上の場合
・リピーター割引料金:当館または他の道立美術館・芸術館で開催した特別展の半券をご提示の場合。
・前売料金

※展覧会により各種割引があります。また、料金は変更になる場合があります。詳しくはお問い合わせください。
※身体障害者手帳や療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方(ミライロID利用可)及びその介護者(1名)は無料です。受付で手帳等をご提示ください。
※小学生以下要保護者同伴。
開館時間9時30分 -17時(入場は16時30分まで)
休日 月曜日(月曜日が祝日または振替休日のときは開館、翌火曜日は休館。)
設備修繕工事期間(11.13-2024.1.12)
展示替期間等
※休館日は変更になる可能性があります。公式サイトのスケジュールカレンダーをご覧ください。
公式サイト https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/knb/