新型コロナウィルスの世界的な流行は、病気の恐ろしさや、人生でままならぬ事態が突然起こりうることを改めて実感させました。科学の知識がない時代、病気や死は目に見えない「魔」によって引き起こされるものと信じられ、人体と外界との境目にある衣服には、「魔」から身を守る役割も求められました。人々は、「魔」を追い払い、さらに幸運を引き寄せる力があるとされる文様を衣服に表したり、装身具によって結界を築くなど、「見えない敵」から身を守り、より良い人生となるよう衣服に願いを込めました。本展では、日本と世界各地の民族衣装や装身具に見る魔除けや招福の役割を探ります。

会期:2023年12月09日(土)~2024年02月14日(水)

※会期や入場条件等が変更になる可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認下さい。
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休日 日曜日・祝日、12月28日~1月5日は閉館 12/15、1/19は19:00まで開館
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文化学園服飾博物館

住所 〒151-0053
東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル 1階
入場料一般 500円
大学・専門学校・高校生 300円
小・中学生 200円
※障害者の方は無料。付添者の方1名も入場無料となります。ご来館の際、受付で障害者手帳あるいは証明書をご提示ください。
休日 日曜日・祝日・振替休日・年末年始・夏期休暇・創立記念日(6/23)・展示替の期間
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公式サイト https://museum.bunka.ac.jp/