※新型コロナウイルスの影響により会期が変更になりました

「金唐革紙」は、中世ヨーロッパで王侯貴族の城館の壁、天井などに使われた装飾革である金唐革を、明治初期に和紙で模造した「擬革紙」の一種である。壁紙としてヨーロッパへ盛んに輸出された他、鹿鳴館をはじめ明治期から昭和初期にかけての近代建築の壁などを彩りました。昭和中期に、金唐革紙の製法は一時途絶えましたが、上田尚氏が金唐紙研究所を創設し、当館所蔵の金唐革紙製作用版木ロールなどを用いて「金唐紙」として復原しました。現在は国選定保存技術者に認定され、各地の重要文化財建造物の金唐紙製作に携わられています。

本企画展では、金唐革紙制作に用いる精緻な彫刻を施した版木ロールや明治時代に製作された金唐革紙の見本など、当館所蔵資料を中心に展示すると共に、上田氏が復原・創作された金唐紙作品も併せて紹介いたします。

会期:2020年06月02日(火)~2020年10月04日(日)

※新型コロナウイルスの影響により会期が変更になりました

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紙の博物館

住所 〒114-0002
東京都北区王子 1-1-3
入場料大人:400(320)円
小中高生:200(160)円
※( )内は20名以上の団体料金。
*2020年3月17日(火)より、上記の料金に改定いたします。

◇入館料の免除・割引
身体障がい者手帳・愛の手帳(療育手帳)または精神障がい者福祉手帳をお持ちのご本人は無料、介助の方は半額となります。
かみはく友の会会員の方は、会員証の提示により入館が無料となります。
「飛鳥山3つの博物館」(紙の博物館・北区飛鳥山博物館・渋沢史料館)が見学できる3館共通券〔大人800円・小中高生320円〕(有効期限3ヶ月)を販売しております。(※現在販売を中止しています。)
「ぐるっとパス」に参加しています。
開館時間10:00~17:00(最終入館16:30)
※当面の間、10:00~15:00(最終入館14:30)となります
7月1日(水)以降⇒*当面の間、10:00~16:00(最終入館15:30)
休日 ※当面の間、日曜日・月曜日が休館日となります
公式サイト https://papermuseum.jp/ja/