美の交流が生んだ6つの物語

サントリー美術館は、2007年3月、六本木の東京ミッドタウンに移転開館して以来「美を結ぶ。美をひらく。」をミュージアムメッセージに掲げ活動してきました。例えば、古いものと新しいものが時代の枠組みを越えて結びつく。東洋と西洋、国や民族といった文化の境界にとらわれず結びつき、新しい美が生まれる。このように異なるものが結び、ひらくことは美術の本質であり、絶えることのない交流の中で今なお魅力的な作品が生み出されています。

本展覧会は日本美術を軸に、江戸時代から1900年パリ万博の約300年間にちりばめられた「美を結ぶ物語」「美をひらく物語」を、サントリー美術館の珠玉のコレクションから選び取ってみました。欧州も魅了された古伊万里、将軍家献上の使命で研ぎ澄まされた鍋島、東アジア文化が溶け込んだ琉球の紅型、西洋への憧れが生んだ和ガラス、東西文化が結びついた江戸・明治の浮世絵、そして異文化を独自の表現に昇華したガレ。国・時代・素材を越えて結び、ひらいた6つの美の物語をお楽しみください。

※本展は⾳声ガイドの貸し出しはありません

この展覧会で鑑賞できるテキスタイルについて

琉球王国の染織を代表する紅型について、サントリー美術館の裂地コレクションを特集するとともに、そのデザインの源である型紙に焦点をあて、型紙を作り出した高度なテクニックと隠れた魅力が紹介されます。

会期:2020年12月16日(水)~2021年02月28日(日)

※会期や入場条件等が変更になる可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認下さい。
⇒ 来場時の注意事項を確認する

入場料一般 当日 ¥1,500 前売 ¥1,300
大学・高校生 当日 ¥1,000 前売 ¥800
チケット購入の詳細は公式サイトをご確認下さい。

※中学生以下無料
※障害者手帳をお持ちの方は、ご本人と介護の方1名様のみ無料
開催時間10時~18時(金・土は10時~20時)

※1月10日(日)、2月10日(水)、2月22日(月)、は20時まで開館
※いずれも入館は閉館の30分前まで
休日 火曜日

※2月23日は18時まで開館
※12月28日(月)~1月1日(金・祝)は年末年始のため休館
※本展ではshopxcafeも休館日は休業
備考 ※作品保護のため、会期中展示替を行います。
詳細情報 展示の詳細情報を確認する

サントリー美術館

住所 〒107-8643
東京都港区赤坂9-7-4  東京ミッドタウン ガレリア3階
入場料一般、学生(高校生・大学生)の料金は展覧会により異なります。
中学生以下は無料です。
開館時間10時〜18時
※金・土は20時まで営業
※いずれも最終入館は閉館30分前まで
休日 火曜日、展示替期間、年末年始
公式サイト https://www.suntory.co.jp/sma/