タウト、柳宗悦、ぺリアン、今和次郎らは何を見ようとしたのか

1930年代以降の日本は、太平洋戦争へと傾斜を深める一方で、写真などのグラフィカルな視覚文化が到来し、建築や生活文化が変貌するなど、モダンとクラシック、都会と地方の両極で揺れ動いた時期でもありました。

そしてこの頃、先端的な意識をもった人々が相次ぎ東北地方を訪れ、この地の建築や生活用品に注目しました。1933年に来日したドイツの建築家ブルーノ・タウト、民藝運動を展開した柳宗悦、1940年、商工省に招聘されたフランスのデザイナー、シャルロット・ペリアンなどがその一例です。

また、昭和に入ると民藝運動に呼応するように、素朴なこけしや郷土玩具を収集する動きが広まりました。さらには、考現学の祖として知られる今和次郎や、『青森県画譜』を描いた弟の今純三、東北生活美術研究会を主導した吉井忠ら東北出身者たちも、故郷の人々と暮らしを見つめ直し、戦中期の貴重な記録を残しています。

本展は、こうした東北に向けられた複層的な「眼」を通して、当時、後進的な周縁とみなされてきた東北地方が、じつは豊かな文化の揺籃であり、そこに生きる人々の営為が、現在と地続きであることを改めて検証するものです。


会期:2022年07月23日(土)~2022年09月25日(日)

※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、会期や入場条件等が変更になる可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認下さい。

入場料一般1,400円、高校・大学生1,200円、中学生以下無料
*障がい者手帳等持参の方は100円引き(介添者1名は無料)
*最新情報・チケット購入方法は当館ウェブサイトでご確認ください
*新型コロナウイルス感染拡大防止のため開催内容が変更になる場合があります
開催時間10:00~18:00(金曜日~20:00)*入館は閉館30分前まで
休日 月曜日 *ただし8月15日、9月19日は開館
備考 *会期中一部展示替えがあります(前期7/23~8/21、後期8/23~9/25)
詳細情報 展示の詳細情報を確認する

東京ステーションギャラリー

住所 〒100-0005
東京都千代田区丸の内1丁目9−1
入場料入館料とチケットの購入方法は展覧会により異なります。
開館時間10:00 - 18:00
金曜日 10:00 - 20:00

入館はいずれも閉館30分前まで
休日 原則、月曜日(祝日の場合は翌平日/ただし会期最終週、ゴールデンウィーク・お盆期間中の月曜日は開館)、年末年始、展示替期間

詳細は各展覧会の詳細ページを参照
公式サイト https://www.ejrcf.or.jp/gallery/