木綿は、私たちの暮らしの中で当たり前に使われている身近な素材ですが、日本では江戸時代にワタの栽培が広まるまでは舶来の希少品でした。それまで麻の服や布団で暮らしていた庶民の衣生活は、暖かく柔らかい木綿の普及により、画期的に豊かになったのです。現在残されている古い木綿の染織品の多くは藍染ですが、これは藍が木綿に良く染まるためです。しかし、先人たちは染料を選んだり染色の方法を工夫しながら藍以外の色も楽しんできました。

本展では絹とは異なる木綿の染色に目を向けます。また、麻や紙など木綿以外の植物繊維による染織品も紹介します。植物染色の生み出す色彩をご覧ください。

会期:2022年10月07日(金)~2022年11月27日(日)

※会期や入場条件等が変更になる可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認下さい。

入場料一般100円(80円)、大学・高校生80円(50円)
*( )内は20名以上の団体割引料金
*身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方および付き添いの方1名、65歳以上の方、中学生以下は無料になります。
*10月28日(金)の群馬県民の日は無料
休日 11月4日(金)・7日(月)・14日(月)・21日(月)・24日(木)
詳細情報 展示の詳細情報を確認する

高崎市染料植物園 染色工芸館

住所 〒370-0865
群馬県高崎市寺尾町2302-11
開館時間9時~16時30分(入館は閉館30分前まで)
休日 月曜日・祝日の翌日(月曜日が祝日の場合は開園し、翌平日休園)・年末年始
公式サイト https://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2017082200011/