リランガは、タンザニアの南部の村マサシで1943年マコンデ族の長男として誕生し、18歳で彫刻を始めると29歳でダルエスサラームへ上京し、「芸術の家」の設立に参加してマコンデ彫刻を中心に芸術活動を本格的に始めました。
ユーモラスに絡み合うシェタニ彫刻を創造したリランガはマコンデ彫刻の他、白木にペンキを塗ったカラー彫刻、ロウケツ染め(バチック)、版画、 ドローイング、焼き物、ティンガティンガ風の絵画など鮮やかな色の世界に挑戦していましたが2005年に病気で他界しました。
今回は、多種多様なリランガ作品の中からロウケツ染め(バチック)の作品を展示します。
2021-05-29