1970年代に繊維を素材とした新しい芸術表現が全世界に生まれた。特にスイスのローザンヌで1995年まで開催されていた国際タペストリービエンナーレに於いてファイバーアート、ファイバーワークという分野も確立され今日に至っている。
しかし、今日では日本の美術館ではごく一部のところで企画展が開催されるだけである。そこで2018年に京都文化博物館で独自の視点で有志が集まり「7人のファイバーアート展」を開催したところ多くの来館者があった。
2021年8月により一層充実した展覧会を開きたいと考え、メンバーを中堅作家も加え、関東、関西の作家による拡がりのあるファイバー展を企画しました。
出品者
伊藤 藍・出居 麻美・牛尾 卓巳・梅田 祐子・大手 裕子
草間 喆雄・久保田 繁雄・佐久間 美智子・鈴木 純子・田中 孝明
椿 操・中川 裕孝・中野 恵美子・野田 睦美・林 塔子