“楽しくなくちゃつまらない”
本展では、染色作品をはじめ、版画や絵本原画など、表現の域を超えて活躍する柚木沙弥郎さんの
芸術の世界を紹介します。
染色家でアーティストの柚木さんは、現在99歳。
精力的に作品を発表し、絶えず“挑戦”し続けています。
60歳を過ぎてから取り組んだ「版画」の世界では、リトグラフをはじめ、モノタイプなど様々な技法に挑戦。
70歳を過ぎてから制作を始めた「絵本」の世界では、宮沢賢治、まどみちお、村山亜土、谷川俊太郎など子ども達に親しまれている多くの絵本に携わりました。
現在も作品制作に挑み続ける姿はパワーに溢れ、私達に勇気を与えてくれます。
“楽しくなくちゃつまらない”とワクワクする気持ちを大切に制作に向かう柚木さん。
本展では、約160点の作品を「染色」「版画」「絵本」「水彩とコラージュ」の4つの世界にわけて紹介します。
生き生きとした色と形、独創的な沙弥郎ワールドをお楽しみください。