岡山シティミュージアムでは、これまでに岡山大学と共同で埋蔵文化財に関する展覧会を数回開催してきました。今回は、2021年4月に新設された岡山大学文明動態学研究所の第1回特別展として開催します。
本展は2部構成で、第1部では同研究所が拠点とする「津島」という小さな地域の歴史を深く掘り下げます。40年に及ぶ発掘調査の成果をもとに、縄文から明治にかけての人々の暮らしや環境変化について、豊富な出土品や記録から迫ります。対して第2部では津島キャンパスで行われている「世界」を舞台としたさまざまな研究のうち、マヤ文明について紹介します。
※BIZEN中南米美術館および本谷裕子氏(慶応義塾大学)ほかの協力により、グアテマラの織機と1960年代~2000年代の衣装(ウイピルほか)が展示されています。