1994年より葉脈を糸と針で繋ぎ合わせて布を作り、インスタレーションや立体造形を制作しています。
個展「Atmosphere」では、葉脈を切り抜き手縫いで繋ぎ合わせた帯状の布を吊り、朝靄を表現したインスタレーション作品を展示します。
また、気軽に楽しめるアートとして「ほおずきのサンキャッチャー」の展示販売も予定しています。

素材葉脈、ほおずき、ナイロン糸

技法手縫い、ミシン

作品販売あり

脇坂真祈子

大学卒業後、京都の川島テキスタイルスクールにて染織を学び、在校中より葉脈を縫い合わせた造形作品を制作しています。作品のテーマは「弱いものの中にある強さ」「見えないけれど確実に存在するもの」「曖昧な境界線」です。
透けたレースのような葉脈は儚く見えますが、その脈は生きるエネルギーを運ぶ道です。
制作において、一枚一枚個性のある葉の反り具合、硬さ、厚さを見極め、どのように作品に作用させるか決めていきます。近年は葉脈をそのまま使わずハサミで任意の形に切り抜いて用いています。葉を切ることによって線と面のコントラストが生まれ、美しいシルエットや影が現れます。作品からできる影の存在は私の作品にとって重要な要素です。

会期:2024年05月14日(火)~2024年05月19日(日)

※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、会期や入場条件等が変更になる可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認下さい。

開催時間13時〜20時(最終日は18時まで)
詳細情報 展示の詳細情報を確認する

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ギャラリーパウゼ

住所 〒162-0826
東京都新宿区市谷船河原町9
公式サイト https://www.facebook.com/gallery.pause