私たちは毎日衣服を着ます。学校や仕事へ行く日には制服やスーツを着たり、休日にはおしゃれを楽しんだり、特別な日にはドレスや着物などの晴れ着に身を包んだりと、場面や人それぞれに様々な装いがあるでしょう。
第48回企画展「日々を装う」では私たちの暮らしに欠かせない装いについて、歴史や文化、産業をテーマに取り上げます。和服から洋服へと移り変わる装いの変化をたどる第1章、晴れ着や仕事着などの装う場面、また衣服の手入れについて紹介する第2章、かつての八潮市域における養蚕に関する産業や染色業など、装いを彩った産業を扱う第3章の3部構成となっています。
今回の展示では、収蔵資料の整理を経て初めて公開する資料や、実際に手に取っていただける資料もございます。毎日着る身近な衣服について、見て、知って、体感していただければ幸いです。