花嫁を彩った色と意匠でたどる、「幸せを願う心」のかたち

婚礼は、人生において最も華やかな通過儀礼のひとつと言えるでしょう。それゆえ、婚礼の儀式には祈りと喜びの感情が満ちあふれています。そしてその心情を表現するために、花嫁を美しく彩る婚礼衣裳や、婚儀に用いられる様々な調度品、そしてその場を演出するありとあらゆるものには、幸せを祈る色や形、模様が用いられました。

本展覧会は、とりわけこうしたことが、美しくも洗練された形で行われていた江戸時代から昭和初期にかけての女性の婚礼衣裳や婚礼のしつらえを紹介しようとするものです。

婚礼に対する日本人の思いと考え方が、これらの品々には表されていて、現代においては遠いものになりつつある、美しい祝いの姿をそこに見ることができるのです。作品を通して日本における吉祥のイメージをご覧いただくとともに、これらを生み出した「幸せを願う心」に思いを馳せる機会となれば幸いです。

*第1章 江戸時代の武家の婚礼
*第2章 江戸時代の町人の婚礼
*第3章 伝統の継承と革新
*第4章 幸せを祈る心

同時開催・ギャラリー展示「佳き日を彩る―現代の婚礼衣裳」(入場無料)
[協力]婚礼衣裳 花内屋、公立学校共済組合奈良宿泊所 ホテルリガーレ春日野
展覧会の会期中、美術館西館1Fのギャラリースペースでは現代の婚礼衣裳や道具を展示します。和装では白無垢や色打掛が定番となりますが、伝統的な色や模様が引き継がれている一方で、従来のきまりごとから一歩進んだ色使いの打掛も加わり、ますます多彩になっています。展覧会で紹介している江戸時代~近代の衣裳とあわせて、その違いや共通点を探しながらお楽しみ下さい。

会期:2022年04月23日(土)~2022年06月19日(日)

※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、会期や入場条件等が変更になる可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認下さい。
⇒ 来場時の注意事項を確認する

入場料一般=1,000円、大・高生=800円、中・小生=600円

*新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、団体割引の設定はありません
*各種割引については次の取扱いとなります
「ミュージアムぐるっとパス・関西2022」「奈良トライアングルミュージアムズの半券等の提示」=上記観覧料から200円引
*次の方は会期中無料でご観覧いただけます
- 障がい者手帳等(アプリ含む)をお持ちの方と介助の方1人
- 外国人観光客(長期滞在者・留学生を含む)と付添の観光ボランティアガイドの方
備考 前期:2022年4月23日(土)~5月22日(日)
後期:2022年5月24日(火)~6月19日(日)
*多くの作品については展示替えをいたします
詳細情報 展示の詳細情報を確認する

奈良県立美術館

住所 〒630-8213
奈良県奈良市登大路町10−6
入場料観覧料 〈企画展〉
※特別展は別途定めています

一般   400円  (300円)
大学・高校生  250円  (200円)
中・小学生   150円  (100円)
( )内は団体料金は20人以上

次の方は無料でご観覧いただけます。
 ・65歳以上の方 (特別展を除く)
 ・身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方と介助の方1人
 ・外国人観光客(長期滞在者・留学生を含む)と付添の観光ボランティアガイドの方
 ・教職員に引率された奈良県内の小・中・高校とこれに準ずる学校の児童・生徒      (特別展を除く)
 ・毎週土曜日は奈良県内・県外を問わず、小・中・高校及びこれに準ずる学校の児童・生徒 (   〃  )
開館時間9時~17時 入館は16時30分まで
休日 月曜日(祝日の場合は翌平日)
年末年始
展示替期間中
公式サイト http://www.pref.nara.jp/dd.aspx?menuid=11842