幾何学文様とは、点・線・面などで構成される文様で、平行移動、反転、回転、拡大・縮小といった操作を加えながら連続して組み合わせ、配列・配色の展開および繰り返しにより、無限の文様展開が可能であるという特徴があります。

文様は模様とも称されますが、副題のくりかえしとは、模様の反復と手仕事によるくりかえしの両方を意味しています。

日本では古来よりの染織品、陶磁器、漆器などに幾何学文様が施されており、豊かで美しい暮らしの一助となっています。本企画展では、麻の葉文様の刺子大風呂敷〈岡山県倉敷〉、七宝文様の染付番茶碗〈佐賀県伊万里・江戸時代〉、外村吉之介初代館長と模様の工夫を重ねて作られた倉敷花むしろ〈岡山県倉敷・昭和時代〉などを出品予定です。 そのほかイランの岩塩袋、アフリカの染織品や木製スツール(腰掛)、アメリカの鉢など世界各地の工芸品(館蔵品)も出品予定です。 民族に関わらず共通した幾何学文様の魅力をお楽しみ下さい。

会期:2022年06月03日(金)~2023年05月28日(日)

※会期や入場条件等が変更になる可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認下さい。
⇒ 来場時の注意事項を確認する

備考 企画展「李朝の工芸」<同時開催>
詳細情報 展示の詳細情報を確認する

倉敷民芸館

住所 〒710-0046
岡山県倉敷市中央1-4-11
入場料一般   1,000円(800円)
高・大生 400円(250円)
小・中生 300円(200円)
*団体は20名以上()内の料金
*障がい者手帳等をお持ちの方は、大人500円、高・大生250円、小・中生200円
*岡山県民藝協会員・倉敷民藝館ファンクラブ会員の方は無料   *展覧会内容により、入館料に変動あり
開館時間9時~17時(入館受付は16時30分まで)
休日 月曜日(祝日の場合は開館)
年末年始(12/29~1/1)
※展示替えによる臨時休館がございます。
※各種警報(暴風・地震・大雨・津波・洪水・土砂災害等)発令時は臨時休館いたします。
公式サイト http://kurashiki-mingeikan.com/index.html